大腸の病気の治療

○大腸ポリープの日帰り手術
○便秘外来






大腸疾患の説明

過敏性腸症候群
大腸のけいれんが強く、そのため、腹痛を起こしたり便秘になったり下痢になったりする。便秘と下痢が交互にくることもある。便はコロコロ便になったり細くなったりする。粘液が多くなったり、ガスがたまったりする場合もある。食事や環境の変化、ストレスによって起こる。

大腸憩室症
大腸の収縮が強まり、そのため弱い部分に袋ができたもの。多発する場合が多い。盲腸〜上行結腸、S状結腸にできやすい。症状としては大腸過敏症に似ており腹痛や下血の原因になることがある。

潰瘍性大腸炎
大腸の粘膜がびらんを生じたもの。粘血便、出血、排便頻回などの症状があり治りにくい。難病に指定されている。

クローン病
小腸あるいは大腸の粘膜に潰瘍を生じたり凹凸を生じたりする。また、壁が厚くなる。下痢、体重減少などが主症状である。痔瘻、裂肛等の肛門疾患を伴うことが多い。難病に指定されている 。

アフタ性大腸炎
細菌の感染や薬物のアレルギーによって一時期的に大腸に散在性にびらんを生じたもの。

虚血性大腸炎
腹痛、下血(新鮮血)、水様性下痢の症状を伴う大腸炎。70%が下行結腸〜S状結腸に認められる。高血圧、糖尿病、便秘などが発症に関与していると見られている。